2008年11月25日

門前の小僧

さて、本ブログの更新をサボっている間、「一人暮らし再開」という私生活での大きな変化に加え、オフィスでも大きな変化がありました。

まず、9月中旬に匠が私のチームへ異動してきました。
それまではチーム内のパラリーガルが私一人だったため「もう一人仲間をみつけるまではデートに行くのも許さんぞ」と隊長に脅されていたのですが、彼女が移ってきた途端に仕事の総量も減り、二人で楽しくおしゃべりして過す日が増えてしまいました。(これで給料をもらっていて良いのか、という罪悪感はありますが)
そして何より、お互いにちょっと迷った時に気軽に相談できる相手いる、というのが嬉しいですね。自宅で一人コツコツと翻訳作業を行うのには絶対向いていないであろうことを再認識してしまいました。

で、さらに10月中旬には、新しいインターンがやってきて、私と匠と同じ個室をシェアすることになりました。
彼は、以前このブログに登場していたC君と同じような立場ですが、日本語は日本に来る前に少しかじっただけ。大学時代にラグビーをやっていたとのことで、「じゃあ、ビッグが自分のチームのラグビー要員として日本に招いたのね」とからかってみたのですが、彼がたとえ怪我をしていてもちゃんと試合に出場しているところをみると、あながち冗談では済まされないのかもしれません。

ラグビー選手だけあって体格はがっしりしているものの、若干21歳である上にまじめで素直(しかも童顔)な彼を見て、私は一週間ちょっとすぎた時点で勝手に「小僧」という渾名をつけてしまいました。

理由は簡単。ビッグが、私と匠と一緒の部屋に入れることによって、彼が自然と日本語を身に付けることを期待しているのがみえみえだったからです。そこで、「習わぬ経を覚える(誦む)」ためにいる、ということで、「門前の小僧」、略して「小僧」にしたのです。

面白いことに、匠や隊長にこの話をした次の週、なんと小僧君は「髪を切るのに失敗した」と坊主頭で出勤してきたのです。いっそのこと、作務衣を着せて箒を持たせたい!とあらぬ想像をしてしまいました (^^;

さて、肝心の「お経」の方ですが、私と匠のおしゃべりの大半は日本語でなされているため、小僧もてっきり聞き流すのになれてしまったのかなあ、と思ったいたところ、実はちゃんと耳に入っているみたいです。
一緒にお昼に行くと、「さっきも言っていたけれど、『すごい』はどういう意味?」などと聞いてきたり、先日私が「スピード・デーティング」という言葉を口にした途端、椅子を回転させて「君たちは一体何の話をしているんだ」と尋ねたりします。

やっぱり習うより慣れろ、ということなのでしょうか?
ちなみに、まだ語彙は少ないのですが、彼の発音はなかなかきれいです (^^)v
posted by EnglishMaster at 17:08| Comment(12132) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

祝!脱パラサイト

また、大分更新の時期が空いてしまいましたが...

実は、3週間前に引越し、2年9ヶ月ぶりの一人暮らしを始めました!
場所は中央区で、六本木にあるオフィスからは電車一本。もともと商業地区だったところ、オフィスビルが急激に新築のマンションに取って代わられつつあるエリアです。高級住宅地には程遠いものの、あまり下町的な雑然さはなく、落ち着きがある良い場所です。多くの飲食店に加え、駅から歩いて帰る途中にコンビニが3軒もあり、とても便利で気に入っています。

夏に部屋探しをしていた頃には「自宅で英語を教えられためには1DK以上である程度の広さが欲しい」「楽器を弾きたい」「大通りに近くて便利だけれど、大通りに面している部屋は嫌」「南向きで、寝室は東南の角に」など条件を並べてしまったところ、頼んだ不動産屋さんはすっかりお手上げの状態だったのですが、10月中旬になって切羽詰ってからは(別な不動産屋さんに頼んことも大きかったのでしょうが)最初の一日で希望条件をほぼ全て満たす部屋がみつかったのです。
荷物も整理せず、家具も揃わない状態のまま、かなりのハイスピードで引越しをはたしてしまいました。

さて、改めて一人暮らしを始めて気付いたのは、これまでいかにパラサイトぶりが徹底していたか、ということです。

なんせ、駅までは車で送り迎え付きで、車がなければタクシーを利用(地元のタクシー会社2社の番号は、しっかりと携帯に登録されたままです)、朝起きれば熱いお茶と朝食があり、疲れて帰った時には服を脱ぐだけで寝てしまうことができたのですから。

しかし今は、遅く帰ったから寝るだけ、というわけにはいかなくなってしまいました。確かに食事はほぼ外食で済ませることもできるかもしれませんが、それでは精神衛生上あまり良くない気がするので朝ごはんだけでも用意したくなったり、流しの中を散らかしたまま寝るのは嫌なので(実家にいた頃には平気だったのですが)ちゃんと片付けたり、次の日に着る服がないと困るので飲んで帰った後であっても洗濯機を回したり、という日々を送っています。

でも、これらの作業の一つ一つが、なぜかとても楽しいのです。
何事も自分の好きなスタイルでできる、というのが魅力なのかもしれません。あるいは、最近読んだ「お坊さんが毎日お寺の庭を掃くのは、庭をきれいにするためではなく、修行のためだ」との養老孟司の言葉が思った以上に心に響いているのかもしれません。

そして、朝髪を乾かしながらトーストを焼いたり、夜はメークを落としながら洗濯機を回したり、という様々なマルチタスキングの裏技を発見する度に、感動して一人で喜んでいます。

ただ、一つ懸念があります。
家を出る前には結婚願望が強くなっており、友達や同僚に二言目には「誰か紹介して!」と言っていた状態だったのですが、「一人だけ」の今の生活があまりにも自由で楽しく、結婚願望がすっかり薄れつつあります。
そのうちに飽きてしまうものなのでしょうか...?
posted by EnglishMaster at 15:47| Comment(848) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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