2012年02月19日

効果的な頼み方

図書館への返却期限が過ぎてしまっていた『男は、なぜ缶コーヒーが好きなのか?―“違いのわかる女”の男と接する正しい方法』、今日、とりあえず斜め読みだけでもしておこうとを思いました。




題名の答えは、3分で分かってしまい、ちょっと拍子抜けしてしまいました。
しかも、私の周りの男性で缶コーヒーを飲むのは父くらい(同僚の男性は、本格的なエスプレッソマシーンを持っていたり、毎朝わざわざディーン・アンド・ディルーカで目覚めの一杯を買うような人ばかり)で、果たして一般論としてどれほど当てはまるのかは疑問であると思ってしまったのですが。。。

それよりも、この本に書いてあることの大体の内容は、相手が男性であるか否かにかかわらず、人間関係を円滑に進めるためのヒントが多いような気がしました。

例えば、夫にタイムリーに電球を換えてもらうコツとして、察してもらうことを願って遠まわしに「そろそろ取り換えないと」と言ってもダメで、「いま、その電球を交換してほしいの!」とはっきり言うべきだ、との指摘がありますが、これは部下や秘書に指示を出すとき、あるいは上司に何か問い合わせるときにも通じることなのではないでしょうか?

以前、今はウェールズに帰ってしまったCが、「なぜエマ(当時の彼女の秘書で、Cが前の事務所から自ら引き抜いてきた)が優秀なのか分かる?彼女はね、『問題があります』では終わらせないのよ。『問題がありますが、Aという解決策とBという解決策があります。どちらにしましょうか』と言うか、『問題があり、AとBという2つの解決策がありますが、Aの方が理に適っていると思われるため、Aで解決しておきました』と言ってくれるのよ」と得々と語っていたことを思い出しました。

ちなみに、私もこの話を教訓に、パートナーのような多忙な人にプレゼン内容の趣旨について問い合わせをする際など(パワーポイントのスライドではかなり端折った内容しか書かれていないため、何を言いたいのかが良く分からないことが多い)には、「Aという解釈の他にBと解釈もあるかと思うのですが、どちらが正しいのでしょうか?」あるいは「XXはYYという理解でよろしいのでしょうか?」という、極力択一的にあるいはYes/Noのみで答えられるような質問にするよう、心がけています。

その一方で、秘書さんに何かをお願いしなければならないときには、相手がどこまで自分の判断で動けるのか(そして自分の判断で動かれても構わないのか)を見極めて、その範囲の中で具体的に、何をして欲しいのかをはっきりさせるように心がけています。もちろん、優秀な人は一歩先を読んで行動してくれますが、それはラッキーと思うべきで、決して最初から期待することではありません。

なかなか部下が指示通りに動いてくれない、と嘆いている(特に女性の)方は、「そろそろ取り換えないと」という、「依頼」ならぬ中途半端な「指摘」で終わっているのか、再考する余地があるかもしれません。

電球のたとえに戻すと、電球そのものは自分で用意しておいて「私は届かないから、取り換えてくれる?」と手渡してしまえば、相手も後回しにできなくなってしまいます。(「私にはできないから」「あなたの方がうまいから」で自尊心をくすぐられるのも、「やってあげないと」と思わせる点で効果大です。)で、「ありがとう、助かった!」と煽てておくことも忘れずに。。。
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2009年03月11日

弾き初め

3月になってようやく、今年初の記事となりました。

1月中旬からは仕事に追われていたとはいえ、

If you put off something that is easy, it becomes difficult.
If you put off something that is difficult, it becomes impossible.
(簡単なことを先延ばしにすれば、難しくなる。難しいことを先延ばしにすれば不可能になる)

という格言の意味を身にしみて実感してしまうような日々を送っています。

今日はたまたまロンドンからの折り返しの電話を待つためにオフィスに足止めをくらい、やっと記事をアップする体制が整いました。

で、さっそく表題ですが、これはバイオリンについてです。

実は、わざわざ苦労して「楽器可」の物件に引越ししたにも関わらず、引っ越してから年が明けるまで一度も楽器のケースを開けていなかったのです。

それが変わったのは、1月14日。たまたま消防設備の点検に立ち会うために半日の有給休暇を取ることになり、せっかく早い時間に帰ったのだから、と数ヶ月ぶりに楽器を取り出して...すっかりはまってしまいました。

なぜか、新しい部屋は音響効果が抜群に良いのです。
10畳ほどの広いリビング・ダイニングで楽器を思う存分弾けるからかもしれません。床がフローリングであることも影響しているでしょう。また、夕食を食べに来た同僚曰く「この部屋、あちこち梁が出っ張っているので、コンサートホールと同じような効果があると思いますよ。」

理由はさておき、思い切り音が出せて、しかもその音が良く響くという効果にすっかり虜になってしまいました。
しかも、念のために部屋の利用規約を確認すると、楽器の演奏が可能な時間が午後7時までではなく、午後8時までであることが判明。6時前にオフィスを出るのはなかなか難しいため、平日にバイオリンを弾くことはあきらめてしまっていたのですが、8時までであれば7時過ぎに帰宅したとしても1時間近く練習できるのです。

かくして今は、残業が続いているときでも一日は早めに帰ってバイオリンを練習する時間を作っています。(練習時間を確保するためにわざわざタクシーで帰ったことも。)この一日を作るか否かで、精神衛生上かなり大きな違いが出てきます。

で、母に報告すると、「あら、良かったわねー。あなたもバイオリンぐらいちゃんと弾けなかったら、付加価値が無いものね」と。「付加価値が無い」とはあまりにも酷いと思いません?

ただ、合コン等で「ご趣味は?」と尋ねられたときに「はい、バイオリンを少々」と言っても嘘ではなくなった面においては、確かに「付加価値」が上がったと言えるかもしれません。
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2008年11月25日

門前の小僧

さて、本ブログの更新をサボっている間、「一人暮らし再開」という私生活での大きな変化に加え、オフィスでも大きな変化がありました。

まず、9月中旬に匠が私のチームへ異動してきました。
それまではチーム内のパラリーガルが私一人だったため「もう一人仲間をみつけるまではデートに行くのも許さんぞ」と隊長に脅されていたのですが、彼女が移ってきた途端に仕事の総量も減り、二人で楽しくおしゃべりして過す日が増えてしまいました。(これで給料をもらっていて良いのか、という罪悪感はありますが)
そして何より、お互いにちょっと迷った時に気軽に相談できる相手いる、というのが嬉しいですね。自宅で一人コツコツと翻訳作業を行うのには絶対向いていないであろうことを再認識してしまいました。

で、さらに10月中旬には、新しいインターンがやってきて、私と匠と同じ個室をシェアすることになりました。
彼は、以前このブログに登場していたC君と同じような立場ですが、日本語は日本に来る前に少しかじっただけ。大学時代にラグビーをやっていたとのことで、「じゃあ、ビッグが自分のチームのラグビー要員として日本に招いたのね」とからかってみたのですが、彼がたとえ怪我をしていてもちゃんと試合に出場しているところをみると、あながち冗談では済まされないのかもしれません。

ラグビー選手だけあって体格はがっしりしているものの、若干21歳である上にまじめで素直(しかも童顔)な彼を見て、私は一週間ちょっとすぎた時点で勝手に「小僧」という渾名をつけてしまいました。

理由は簡単。ビッグが、私と匠と一緒の部屋に入れることによって、彼が自然と日本語を身に付けることを期待しているのがみえみえだったからです。そこで、「習わぬ経を覚える(誦む)」ためにいる、ということで、「門前の小僧」、略して「小僧」にしたのです。

面白いことに、匠や隊長にこの話をした次の週、なんと小僧君は「髪を切るのに失敗した」と坊主頭で出勤してきたのです。いっそのこと、作務衣を着せて箒を持たせたい!とあらぬ想像をしてしまいました (^^;

さて、肝心の「お経」の方ですが、私と匠のおしゃべりの大半は日本語でなされているため、小僧もてっきり聞き流すのになれてしまったのかなあ、と思ったいたところ、実はちゃんと耳に入っているみたいです。
一緒にお昼に行くと、「さっきも言っていたけれど、『すごい』はどういう意味?」などと聞いてきたり、先日私が「スピード・デーティング」という言葉を口にした途端、椅子を回転させて「君たちは一体何の話をしているんだ」と尋ねたりします。

やっぱり習うより慣れろ、ということなのでしょうか?
ちなみに、まだ語彙は少ないのですが、彼の発音はなかなかきれいです (^^)v
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祝!脱パラサイト

また、大分更新の時期が空いてしまいましたが...

実は、3週間前に引越し、2年9ヶ月ぶりの一人暮らしを始めました!
場所は中央区で、六本木にあるオフィスからは電車一本。もともと商業地区だったところ、オフィスビルが急激に新築のマンションに取って代わられつつあるエリアです。高級住宅地には程遠いものの、あまり下町的な雑然さはなく、落ち着きがある良い場所です。多くの飲食店に加え、駅から歩いて帰る途中にコンビニが3軒もあり、とても便利で気に入っています。

夏に部屋探しをしていた頃には「自宅で英語を教えられためには1DK以上である程度の広さが欲しい」「楽器を弾きたい」「大通りに近くて便利だけれど、大通りに面している部屋は嫌」「南向きで、寝室は東南の角に」など条件を並べてしまったところ、頼んだ不動産屋さんはすっかりお手上げの状態だったのですが、10月中旬になって切羽詰ってからは(別な不動産屋さんに頼んことも大きかったのでしょうが)最初の一日で希望条件をほぼ全て満たす部屋がみつかったのです。
荷物も整理せず、家具も揃わない状態のまま、かなりのハイスピードで引越しをはたしてしまいました。

さて、改めて一人暮らしを始めて気付いたのは、これまでいかにパラサイトぶりが徹底していたか、ということです。

なんせ、駅までは車で送り迎え付きで、車がなければタクシーを利用(地元のタクシー会社2社の番号は、しっかりと携帯に登録されたままです)、朝起きれば熱いお茶と朝食があり、疲れて帰った時には服を脱ぐだけで寝てしまうことができたのですから。

しかし今は、遅く帰ったから寝るだけ、というわけにはいかなくなってしまいました。確かに食事はほぼ外食で済ませることもできるかもしれませんが、それでは精神衛生上あまり良くない気がするので朝ごはんだけでも用意したくなったり、流しの中を散らかしたまま寝るのは嫌なので(実家にいた頃には平気だったのですが)ちゃんと片付けたり、次の日に着る服がないと困るので飲んで帰った後であっても洗濯機を回したり、という日々を送っています。

でも、これらの作業の一つ一つが、なぜかとても楽しいのです。
何事も自分の好きなスタイルでできる、というのが魅力なのかもしれません。あるいは、最近読んだ「お坊さんが毎日お寺の庭を掃くのは、庭をきれいにするためではなく、修行のためだ」との養老孟司の言葉が思った以上に心に響いているのかもしれません。

そして、朝髪を乾かしながらトーストを焼いたり、夜はメークを落としながら洗濯機を回したり、という様々なマルチタスキングの裏技を発見する度に、感動して一人で喜んでいます。

ただ、一つ懸念があります。
家を出る前には結婚願望が強くなっており、友達や同僚に二言目には「誰か紹介して!」と言っていた状態だったのですが、「一人だけ」の今の生活があまりにも自由で楽しく、結婚願望がすっかり薄れつつあります。
そのうちに飽きてしまうものなのでしょうか...?
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2008年09月10日

"Gay Wizard" の訳し方?

時を遡ること3週間。

読みかけの本を家に忘れてしまっていたため、帰り道に地下の本屋さんへ立ち寄ってみることにしました。

すると、大々的に宣伝してる雑誌の表紙に、「グーグルで人間はバカになる!?」「ハリポタ作者 J.K.ローリングの"告白"」という、大変面白そうな記事のタイトルが並んでいるではないですか。

即決で買ってしまいました。



で、帰りの電車の中で早速ローリング女史の「告白」なるものを広げてみると、それはなんとローリングが今年6月にハーバード大学の卒業式で行った講演の内容を紹介した記事だったのです。

自分が周りの期待を裏切って好きな道に進むことになった経緯や、挫折を乗り越えた経験などに触れており、期待を裏切らない内容でした。
しかし、訳文を読んでいて一つ疑問が。最初の結婚相手と別れ、どん底を味わったのが卒業「7日目」とあったのです。

えっ、そんなに早かったの?と思い、グーグルで原文を探してみると、ハーバードの校内紙のウェブサイトにちゃんとありました。

http://www.news.harvard.edu/gazette/2008/06.05/99-rowlingspeech.html

そこで確認をしてみると、"a mere seven days after my graduation day" 「卒業の日からたった7年後」となっていました。
やっぱり間違いだったのですね。

しかし、原文を最初から読むと、また気になる点がいくつか出てきました。
第三パラグラフの最後の方で、
"This liberating discovery enables me to proceed without any fear that I might inadvertently influence you to abandon promising careers in business, law or politics for the giddy delights of becoming a gay wizard."

というジョークが入っていたのです。

これを読んだ瞬間、彼女がダンブルドアにカミングアウトさせたことを思い出し、思わず笑ってしまいました。

しかし、日本語訳を読んだときには、そんな気の利いたジョークに気付かなかったぞ、と思い、確認してみると案の定、"gay wizard"は「能天気な魔法使い」になっているではありませんか。

これを翻訳した人は全く分かっていないな、と呆れてしまいました。


さて、次の日には同じく翻訳パラリーガルをやっている同僚の匠(並外れたプロ意識を持っていて、頭が下がるほど研究熱心なので、もっと良い渾名が思いつくまで「匠」とします)にローリングのスピーチ(原文)へのリンクをメールで送り、あわせて誤訳も指摘しました。

すると、すぐに、
お〜、このスピーチは6月末に原文を読んで、すごく感動した記憶があるよ。

えっえっっと・・・
gay って、「陽気&同性愛」をかけたジョークっていう意味だよね?(汗)

との返事が。

うーん、言われてみると、この両方のニュアンスを含む、気の利いた訳語を考えるのは結構難しいかも、と思ってしまいました。

で、その後、彼女の部屋に様子を見に行くと、何やら一生懸命調べものをしていました。「今忙しいの?」と聞くと、「いや、"gay"のうまい訳語がないものか、と思って調べていたんだけど...『ゲイ』しかないのかなあ」

これにはびっくりしてしまいました。

でも言われてみれば、ローリングの意図したことを伝えるには「ゲイの魔法使い」という表現が一番良いかもしれませんね。
確か、「クィア・アイ」でも「お洒落・楽しい・同性愛」すべてをひっくるめて表現するために「ゲイ5人組」という紹介の仕方をしていました。
posted by EnglishMaster at 19:09| Comment(832) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年08月25日

実は今、これをオフィスのコンピュータで書いています。

ホットメール等のフリーメールやミクシィのようなSNSはイントラネット経由でアクセスできないようになっているのですが、なぜかブログサイトは(今のところ!)ノーマークなのです。

ここ数週間、仕事が少ない時期である上に上司のビッグが休暇でいない状態なので、非常にです。

こんな状態でお給料をもらっていても良いものなのか、不安になるくらいです。

で、不思議なことに、暇を持て余して一日中グーグルで遊んだり、日経ビジネスオンラインで面白そうな記事を読んだりで潰してしまうと、非常に疲れるのです。

挙句の果てに、体が気温の変化についていけず、夏バテ状態に。
目が回るほど忙しければ決してバテたりはしないことを思うと、悔しいです。

そこで、少しでも生産的なことを、と長らく放置しておいたブログをアップデートすることにしたのです。

しかし、「小人閑居為不善」とは、本当に言い得て妙ですね。確かに、小人たる私は、暇でもろくなことができません。
本当は色々と自分の勉強をする、絶好の機会であるはずなのに...
posted by EnglishMaster at 17:07| Comment(146) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

漢検までの道のり(2)

一ヶ月も間に空いてしまいましたが、前回の続きです。

さて、前回書いたとおり、漢字検定は滑り止めに2級、母に付き合って準1級を受験してみることにしました。

勉強はほぼDSの漢検ソフトのみ。
DSを買う前に、一度漢字検定協会の『漢字必携 2級』を買ってあったので、真剣に机に向かう母に触発されて最初の数ページをやったのですが...挫折。
やっぱり手軽にやれるのが一番です。

DSの成績を見る限り、2級はよほどお酒を飲んだ後で無い限り、毎回20問中18問以上はほぼ確実に取れる状態。そこで、とにかく試験直前は準1級の問題ばかり解いていました。
なので、ソフトに収録されている準1級の問題はすべて潰していたのですが、逆に2級で「未出題」が残っていたのです。

それが見事に裏目に出て、試験会場で度忘れてしまった漢字が出題されて真っ青。
特に「殉職」の「殉」は、最後まで思い出せそうで思い出せなくて大変もどかしい思いをしました。

さらに、終了5分前ほどになり、解答用紙の端に、止め、はね、はらいなどがきちんとできていないと採点対象外となる、という注意書きを発見してパニック状態。DS相手だとこれが多少いい加減でも大丈夫だったため、かなり止めやはねのくべつが甘かったのですね。
仕方なく、慌ててはねるところは鉛筆で加筆して...終了。

2級でも危ない思いをしたということで、2級(朝一番)終了後、準1級(一日の最後)までの時間は必死に準1級範囲の四字熟語でDSの力試しに出題されていなかったものを見直していたのですが、こういう状態を「亡羊補牢」というのだな、という感じでした。

結局、手も足も出ない感じで、試験終了。

ただ、2級のように小学生がたくさんいなかったことがせめてもの救い?
(私が中学生で生意気にも英検や国連英検の上位級を受験したときの、周りの大人の気持ちが初めて分かりました)


これは、両方ダメだろう、と半ば諦めかけていました。


ところが、2級の方はちゃんと受かっていたのです!

試験終了間際に、姑息にも文字のはねる部分を書き足していた状態だったのに...

いや、DSは偉大だ!と痛感しました。

それに、たとえ滑り止めだとしても、2級に合格したのは嬉しいですね。
これで準1級も頑張ろう、という意欲も湧いてきました。

ただし、準1級となればDSだけでは不十分であることを思い知らされていました。
そこで、新たな対策です。

DSの漢検ソフトに収録されている『四字熟語辞典』の準1級配当四字熟語をすべて単語カードに書き出し、勉強する。

本や雑誌などの文章を読んでいるときに難しい漢字を目にしたら、単語帳に書き出す。


そして、まずは形から、という信念に従い、早速丸善で可愛い単語カード等を買い込み、勉強を始めたのです。
posted by EnglishMaster at 16:55| Comment(503) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年07月26日

漢検までの道のり

以前の記事でも少し触れましたが、今年3月からはまってしまっているのが、これです↓

DS.jpg

(背景は、これを買った時に着ていた秋冬用のトレンチコートです。本体の色選びに迷った時に、このコートに合わせてしまったからです)

今まで一度もテレビゲームの機械もソフトも買ったことがなかった私が、なぜいきなりDSの購入を思い立ったかというと、周りの外国人がこれで漢字の勉強をやっていたからです。

そもそものきっかけは、漢字対策を模索していたC君に(自分では受験したことがなかったけれど)漢検を勧めたことです。
彼は、DSのソフトがあることを発見し、熱中し過ぎて寝不足になってしまった、と言っていました。

すると、なんと隊長も漢検対策のソフトを持っていることが判明。
彼の部屋に遊びに行った時に、「ちょっと5級に受かるのに手を貸してくれ」と頼まれ、付き合ったときに、問題形式や手書き入力の精度を目にして、「自分でも買おうかな」と思い始めました。

その後、同じ部屋になった、これも日本語話者のウェルシーに「何か楽しく漢字を勉強する方法を知らない?」と聞かれた時には、迷わず、DSの漢検ソフトをやってみることを勧めました。

そして彼女が勉強を始めたのをみて、「外国人に負けてはいられない!」と危機感を抱き、ついに購入に踏み切ってしまったのです。


で、早速家に持って帰ってみると、すっかり虜になってしまいました。5級以上はそれぞれの級に受からないとその上の級に挑戦できない仕組みになっていたので、一気に5級から2級までをクリアし(その後準1級をクリアするのにはさらに一週間かかりましたが)、点数に応じてオーブの色が変わると分かった途端、合格している級については満点を表すレインボーオーブを手に入れたくなりました。

そして、6級以下もオーブが表示されるボックスが空欄のままではつまらなかったので、10級から6級までもレインボーオーブを揃えてしまいました。(満点は、どの級でもそれなりに難しかったです)

なぜそこまで楽しいかと言うと、正解の時には一回ごとに赤い丸がつき、成績が良いとオーブがつくので、達成感があることかもしれません。
また、準1級対策では、「こんな難しい漢字は書けなくてもいいや」と最初は思っても、同じ問題を繰り返し間違えて悔しい思いをしているうちに、いつの間にか「麒麟」「鼠」「林檎」を始めとする常用外漢字が書けるようになってしまいます。ずっと間違えていた漢字を一発で書くことができたときの達成感も、嬉しいものです。

さらに、「誤字訂正」の問題などは、現在の仕事内容に直接結びつくものだということに気付きました。実際、これをやり始めてからは、訳文を見直す時に変換ミスにより敏感になったような気がします。


さて、せっかく難しい漢字も覚え始めたのだから、試験も受けてちゃんとした合格証をもらおうか、と欲も出てきました。DSを触って漢検に興味を持った母が、「2級は簡単すぎるから準1級を目指す」と言ったので、付き合って準1級を受験すべきか、それとも確実な合格を狙って2級を受験すべきか、結構迷ってしまいました。が、結構仕事も忙しく、勉強と言えば通勤電車の中でDSを使ってやっていただけだったので、結局両方受験することにしたのです。
posted by EnglishMaster at 13:06| Comment(1015) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年03月24日

聴き比べ♪

今日はちょっとだけ趣向を変えて。
(英語日記の趣旨より、日本語の会話の英訳を添えます)

父が、所属しているアマチュアオーケストラで今度演奏する曲のCDを買って来ました。

何を買ったの?と聞くと、「シベリウスの交響曲2番だ」(Sibelius's Second Symphony)と言うではないですか。

「お父さん、それ私持ってるのに。どうして持っているかどうかを聞いてくれなかったの?」(Dad, I have that one! Why didn't you ask me if I had it?)

「え?そうだったか。もしかしてお前、チャイコフスキーのバイオリンコンチェルトも持っていたか?」(Oh, really? You wouldn't happen to have Tchaikovsky's Violin Concerto as well, would you?)

「もちろん持ってるよ!というより、お父さんが買ったのがあるじゃない。クレーメル演奏の」(I do! Actually, it's the one that you bought, with Gidon Kremer playing.)

「それに、Kが昨年プレゼントに、とくれたジョシュア・ベル」のサイン入りのCDもあるでしょ?」(Besides, don't you have a signed CD by Josha Bell tha K gave you last year?)
*Kは妹です。

「ああ、そうか。なーんか家にあるような感じがしてひっかかっていたんだよな。やっぱり買う必要はなかったのか」(No wonder I had the feeeling I had a recording at home. I guess I didn't have to buy this after all.)と落胆していたので、

「ところで、誰の録音を買ったの」(By the way, which recording did you buy?)と慰めのつもりで聞きました。

すると、気を取り直して「これはバイオリンはギル・シャハムで、シノーポリ指揮だよ。1993年だから比較的新しい録音で良いだろうと思って」(It's Gil Shaham playing with Sinopoli conducting. I thought it would be good because it's a 1993 recording and relatively new.)

で、一度だけギル・シャハムを生で聞いたことがある私が聞きたい、と言うと、素直に良いよ、と渡してくれたので、早速夕食を食べながらリビングルームのステレオで再生しました。

父は、「やっぱり新しい録音だからメリハリがあるだろう?」(I guess its being a current recording shows in how colourful it is.)と嬉しそうに言ってから2階へ引き上げてしまったのですが...


私としてはなんかあっけらかんとしていて物足りない演奏であると感じてしまいました。
要するに、超絶技巧的な部分をあまりにもさらっと弾いてしまっているだけでなく、(勝手な解釈なのですが)音が明るすぎてあまり色気が無いような印象を受けたのです。

やはりチャイコフスキーは少々いやらしいくらいで無いと!(これぞ勝手な思い込みです)

ところで、確認のためにベルのCDを父から拝借してかけてみたところ、ちゃんとありました。色気が♪2楽章以降の演奏、特に最後に入っている小品はかなり聞き応えがあると思います。

でも少々古臭くても私にはオイストラフのLPが一番かな?

Bell-tchaikovsky.jpg
ちなみに、アマゾンにはベルのCDしかありませんでした...

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2008年03月15日

ラップトップ購入!

大変ごぶさたしております。

新年早々海外旅行にでかけてから、仕事の方がすっかり忙しくなってしまい、またデスクトップを置いてある部屋が寒いこともあって、かなり更新が滞ってしまいました。

書きたい記事のリストばかり長くなっていく感じで、私としても結構ストレスがたまってしまいましたね。

そこで!もう少し気軽に記事をかけるように、と一年以上も前から考えていた「ラップトップに買い換える」という構想を、ついに実行に移しました。

購入したのは、パナソニック製レッツノートのA4サイズのもの(CF-Y7)です。この軽さなら、いざ一人暮らしを実行したときに近くのスタバに持って行って記事を書けるし、DVDマルチドライブがついていて、画面も大きく、キーボードが打ちやすいためメインマシンとしても全く不足がないと思ったからです。

ただ、要らなくなったデスクトップを母に譲る前にメモリを増設しようと考えたところ、その作業に手間取って、今は電源が入らなくなってしまいました (>_<)
これではデータ移行ができない???

かなりショックです。
posted by EnglishMaster at 22:33| Comment(285) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年01月01日

Happy New Year!

皆様、明けましておめでとうございます m(_ _)m

思えば、昨年は色々と変化があり、あっという間に過ぎ去ってしまいました。
今年も、怒涛のような年になる予感がいたします。

実は、あと6時間ちょっとで妹の結婚式のためにアメリカに向かって発つことになっているのです。
一年の計は元旦にあり、と言いますが、海外旅行で始まる一年にはたくさん旅行ができるのでしょうか。

それはさておき、本当は物理的な住所を存じ上げない方には一人一人、電子年賀状で挨拶するつもりでしたところ、荷造り等に追われ、紙の年賀状だけで精一杯になってしまいました。

そこで、ここでひとまず、昨年お世話になった人々、また読者の皆様に、お礼を申し上げたいと思います。

本当に色々とお世話になり、またブログにアクセスしていただき、ありがとうございました。

今年も頑張りますので、どうか宜しくお願いいたします m(_ _)m
posted by EnglishMaster at 04:47| Comment(5) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年12月29日

仕事納め

実際の仕事納めは、木曜日でした。

ご主人様がそろって休暇を取っていたため、暇を持て余しても仕方が無いと思い、部屋の片付けでもやろうかと考えた上で金曜日に有給を取ったのです。

家の部屋は依然として手付かずの目も当てられない状態ですが、オフィスは机の上に散乱した書類をきちんと片付け、ウェットティッシュで雑巾がけまでしました。

きれいに片付いて感動したあまり、写真まで撮ってしまった私は一体...

でも本当に整理整頓は苦手な方です。仕事では、周囲に触発されて大分改善されつつありますが、それでも2ヵ月ほど前に一度机上を整理した時には、C君に "It was starting to look like a bomb site," (ちょっと爆撃地の様相を呈していたものね)と笑われてしまいました。

あの状態で bomb site とは、甘いですね。その表現は、今の私の自室のような状態のためにとっておくべきです。なんせ、オフィスの机はどんなにひどい状態でも2時間あれば机の上のものをなくす事ができるのに、家の机は2日間経っても何も改善されていないのですから。

ところで、木曜日は「やるべきことを終えた!」という気分で意気揚々と帰途についたのですが、地下鉄に乗った後、一つやり残したことがあったことを思い出しました。

実は、事務所のクリスマス・パーティで同僚に、"I think you have a really sultry voice message," (あなたの留守録の応答メッセージ、なんかとても官能的だと思うわ)と指摘されて以来、メッセージを録音しなおそうと考えていたのに!

(酔っ払った時になってはじめて指摘されたことを考えると、彼女に「こんなことを言っては悪い」という意識があったのでしょうか?)

C君がパートナーの部屋に引っ越して以来、久しぶりに一週間ほど部屋を独り占めできていたことを考えると、とても悔しいです。
来年早々、同部屋の弁護士の人が外出しているときでも狙って、何とか対処せねば。

早くも新年のTo-Doリストに、項目を加えてしまったわけです。
posted by EnglishMaster at 23:52| Comment(6) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Six Degrees of Separation

訳せば「縁のマジック」でしょうか?

人は間に最大6人が入れば(例えば、知り合いの知り合いの知り合いの知り合いの知り合いの知り合い、という具合に)世界中の誰とでもつながっている、という理論です。

人と人とは、本当に不思議なところでつながったりしているものです。

以前より、LinkedInという一種のSNSに登録していたのですが、本日メールを整理している時に、長い間ログインしていなかったことを思い出しました。

そこで、転職後の情報を反映させるべく少しプロフィールを編集した後、他に知り合いがいないものか探してみました。

すると、何と、"People you may know" (あなたが知っているかもしれない人)という見出しの下に、元生徒さんで昨年転職してアメリカに行ってしまっていた人の名前があったのです!

最後に教えたのが昨年の6月頃だったので、一年半ほど連絡を取っていなかったのですが、リンク申請を送ったらすぐにメールで返信してくださいました。
(実はこの方、偶然にもちょうど私が企業派遣レッスンで担当していた同じ時期に私の父とも仕事をしていらしたのですが、これも縁の不思議ですね)

なぜか、ずっと気になっていた落し物を見つけたときと同じような、とても幸せな気分になってしまいました。

これですっかり気をよくして、ついでに遠い昔のNCB時代の知人も一人掘り起こしました。

mixiでも卒業以来連絡を取っていなかった後輩にマイミクになっていただいたりしているのですが、本当にSNSの威力はすごいですね!

(まだSNS上のつながりが無い、という方は、是非私を探してみてください)

ところで、このLinkedInはどちらかというとお仕事用のSNSで、転職情報の掲示板などもあるのです。

「英会話教師」から「パラリーガル」に登録を変えてから、ものの数時間も経たないうちにヘッドハンターから「是非一度お会いしたい」というメールが来てしまいました。
今の職場はものすごく気に入っていて、全く動く気など無いのに...

今の仕事は結構需要が高いものであることも、改めて実感した今日この頃でした。
posted by EnglishMaster at 23:25| Comment(29) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年12月28日

はじめに

このブログの題名を長らく連絡を取っていなかったNZ人の友人に伝えたところ、"Sounds a bit SMish" (なんか、まるでSMの世界だね)と言われてしまいました。

そこで、妙な誤解を起こさないように、まずこの題名の趣旨を一言説明しておいた良いだろうと考えました。

あれは9月頃だったか、隊長とツバメ君と接待に同席させていただいた後、飲み足りないと言う二人に内輪の2次会に連れて行かれました。

その時、隊長が私に向かっていったのです。

「良いかい、君は我々の奴隷なんだからね。素晴らしいスキルを持っていることは認めよう。でも奴隷であることに変わりはない。良く覚えておくんだよ」

これを聞いて私はかなり呆れてしまったのですが、

「まあ、古代ローマでは教師や医師でも身分は奴隷という人がいたから、別に奴隷でも良いですよ」

と答えました。
すると、彼は嬉しそうに、

「そう、その心意気でよろしい」

と返してきたのです。
(後になって、実は彼がこのような実情をある程度は忠実に描いているBBC/HBO共同制作のドラマシリーズ『ローマ』が大好きであることを知りました。ちなみに、このシリーズは日本でもWOWOWで放送されているみたいです)

ところが、良く考えてみると、これは実に的を得ている表現であることに気付きました。

私は基本的に自分で仕事を取ってくる立場では無いので、仕事があるかどうかは完全にチーム内の弁護士にかかっています。
また、私がやった仕事でも、彼らがチェックした後自分の名前でクライアントに送られるので、私が責任を取ることも一切無いのです。
仕事内容も多岐に渡り、基本的に「できない」とは言えません。「それならできるところまでで良いから」と言われるからです。

これって、「奴隷」そのものだと思いません?

かくして、私は「仕事内容は?」と聞かれると、「弁護士の奴隷です」と答えるようになったのです。

最初は「奴隷」という日本語を知らなかったC君も、私が時折複数の弁護士から一度に色んな仕事を頼まれ、目を回しているのを見て、"I guess you really ARE a slave," (あなたはやっぱり奴隷のようですね)とコメントするに至りました。

でも、奴隷という身分も、主人に恵まれれば決して悪いものではありません。高度なスキルを持つ奴隷であれば、かなり大事にしていただけます。

そこで、このブログではそのような恵まれた環境で楽しく仕事をする「奴隷」の日常を紹介するものである、と理解していただければ幸いです。

なお、『ある英会話教師のつぶやき』よりこちらにいらした読者の皆様には、改めて今後ともよろしくお願いいたします m(_ _)m
posted by EnglishMaster at 22:10| Comment(20) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

登場人物紹介

まず、これが無いと何も始まらないので、主な登場人物紹介を。

隊長(英語では "Captain"):元英国海軍少佐で剣道四段のイギリス人弁護士。電話で話せば、日本人ではないかと錯覚してしまうほど日本語が上手。

ツバメ君(または書生):同じく日本語が達人の域に達しているイギリス人弁護士。渾名は私ではなく、彼が奥さんよりも年下であるという理由で隊長が勝手につけたもの。色白で眼鏡をかけていて、片時も辞書を手放さないところから、私としては「書生」のイメージがぴったりだと思ってしまうのです。

C君:イギリスの名門大学で日本語を専攻している学生。9月からインターンとして働いており、同じ部屋で弟のように面倒を見てきました。残念ながら年明けからは別々に。

博士:法学博士のドイツ人弁護士でパートナー。話せる言語は母国語のドイツ語に始まり、英語、ロシア語(これは英語よりも上手いらしい)、フランス語とまさにマルチリンガル。日本語も熱心に勉強中。

MP(または「ビッグ」):事務所のマネージング・パートナー。隊長と名前が似ているために、時々名前の前に「ビッグ」という形容詞が付く。実際、隊長よりも背が高い。

イモジン:私のことです。これも隊長が付けた渾名。私が一時期やることがなくて暇を持て余していたとき、彼は私を日本語で「暇人」と呼び、「暇人」と連呼するうちに "Imogen" という英語名を思い出し、「今日から君を Imogen と呼んであげよう」と言ったのが発端。私が、「芋人」みたいで嫌だ、と言うと、面白がって「イモジン」に変更。今では、「今日は暇か?」と聞く代わりに、彼に "Are you イモ today?" と聞かれる有様。
posted by EnglishMaster at 21:28| Comment(21) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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